高血圧の食事で刺し身ってどうなの?

高血圧の食事で刺し身ってどうなの?

高血圧の食事で刺し身ってどうなの?

 

 

健康に良いと言われる和食の中でも寿司・魚料理は日本人にはなくてはならない日本食です。日本人が古代から食べていた魚には高血圧に良い成分が含まれていることがわかってきました。魚を簡単に食べるには刺身になると思いますが、どのような魚を刺身で食べることが高血圧に効果があるかを理解して美味しい食事を楽しんでください。

 

 

今回は、

 

○刺身の良い点とは?
○どんな魚を刺身で食べるのが良いのでしょうか?
○刺身を食べる時に注意する点は何でしょうか?

 

これらについてお伝えします。

 

昼のランチも焼肉定食から刺身定食に変えることによって高血圧を含む生活習慣病の予防・改善に繋がります。ぜひ積極的に魚をとりましょう。

 

 

 

○刺身の良い点とは?

 

高血圧の食事で刺し身ってどうなの?

 

 魚には高血圧の予防・改善にとって効果のある3つの成分が含まれています。

 

1) 良性のタンパク質
降圧剤のACE阻害薬と同じ働きを持って血圧を下げます。

 

2) 不飽和脂肪酸
DHA(ドコサヘキサエン酸)とEPA(エイコサペンタエン酸)の名前で良く知られている不飽和脂肪酸は血液をサラサラにして動脈硬化の予防に効果があります。

 

3) タウリン
血液中のコレステロールを下げる働きがあります。
これ以外にも魚には豊富なビタミン・カルシウム・ミネラルが含まれています。
このように、からだに良いとされる多くの成分を含む魚料理をどのように料理して食べるのが良いのでしょうか。魚料理には焼く・煮る・蒸す・刺身などのいくつかの種類がありますが、おすすめは刺身で食べることです。焼き魚の場合にはからだに良い成分・脂肪が焼くことによって取り除かれ、煮魚の場合には、成分が溶け出した煮汁を飲む必要があります。一方、刺身の場合はすべての成分がそのまま残ったままで食べることができます。刺身は魚を簡単にすぐに美味しく食べられ料理方法であり、ぜひお勧めします。

 

 

 

○どんな魚を刺身で食べるのが良いの?

 

高血圧の食事で刺し身ってどうなの?

 

刺身として食べる魚としては、次のような魚などをお勧めします。
○ 青魚 :イワシ・アジ・サバ・サンマ・カツオ・ブリ・マグロ
○ 白身魚:ヒラメ・タイ
○ その他:タコ、イカ

 

1) 青魚の良い点
青魚は何といってもDHA/EPAを多く含んでいます。これらの不飽和脂肪酸は我々のからだの中では作ることができませんので食事などで摂取するしかありません。
DHAは肝臓へLDL(悪玉コレステロール)を取り込み、その後にからだの外に排泄するという働きが
あり、EPAは血管の中にある血栓を溶かして血管を拡張する作用を持っています。DHAとEPAは赤血
球の細胞膜を柔らかくして、赤血球の変形する能力を高め血液をサラサラにする働きを持っています。
このように、不飽和脂肪酸は高血圧を抑えるだけではなく、動脈硬化の予防・心筋梗塞・脳梗塞など
の血栓症の予防と改善に大きな役割を果たしています。
 さらにイワシに含まれるタンパク質は酵素によって分解されてサーデンペプチドと呼ばれる物質になり
ます。この物質は血圧を上げる役目を持っているACE酵素の働きを抑えて血圧を下げる働きがあります。
このようにサーデンペプチドは降圧剤と同じ働きを持ちますが、その効果は降圧剤と違いゆるやかに血
圧を下げるということになります。

 

2) 白身魚の良い点
   白身魚はタウリンを多く含んでおり、このタウリンは血液中のコレステロールを下げる働きがあり血
圧を正常に維持します。
これ以外にも、白身魚はセレンと呼ばれる抗酸化酵素の主成分を含んでおります。このセレンは血圧に
関係するホルモンに働きかけ、血管を拡張させて血液が凝固することを防ぎます。
これらの成分は高血圧以外にも心筋梗塞・脳梗塞などの血栓症の予防に効果があります。
また、青魚、赤魚と比較して脂質の量が低いので、高齢の方で胃腸の弱っている方でも食べやすい魚で
す。

 

 タコ、イカにもタウリンが豊富に含まれていますので、積極的に食べてください。

 

 

 

○刺身を食べる時に注意する点は何でしょうか?

 

高血圧の食事で刺し身ってどうなの?

 

魚の刺身を食べる時に注意する点は次の二つです。

 

1)脂肪の取り過ぎ
マグロの中トロ・大トロ、サバ、キンキ、ブリなどは他の魚より脂肪分を多く含んでいますので、刺身又は寿司で食べる時に食べ過ぎをしないようにしてください。食べ過ぎによってカロリー過剰となり肥満などから血圧上昇の原因となりまので注意して下さい。

 

2)塩分の取り過ぎ
刺身で食べる時に醤油につけて食べますが、気をつけなればいけないのは塩分の多い醤油の使い過ぎです。塩分の取り過ぎでは血圧上昇の大きな原因となります。自宅で食事する場合はスーパーなどで減塩醤油を選んで使うことはできますが、外食の場合は減塩醤油を使用していない回転すし店、居酒屋が多いですので使う量には充分に注意してください。

 

また、刺身になる魚は新鮮なものを選ばければなりません。しかし、寿司屋、居酒屋では自分で選べませんが、スーパーなどにおいて自分で刺身パックを買う場合には、どれが新鮮か、新鮮でないかを見分けることは重要です。
色・つやなどの細かい部分の見極めは難しいのですが、刺身パックであれば、パック内に水分が少なく、魚自体がみずみずしく見えるものが新鮮です。逆にパックに水分が多くついていて、魚の表面が乾いているものは鮮度が落ちています。

 

 

 

 

 

 

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