【注意】高血圧の方が食事で寿司を食べる際に気をつけることは?

【注意】高血圧の方が食事で寿司を食べる際に気をつけることは?

高血圧の方が食事で寿司を食べる際に気をつけることは?

 

 

日本料理の食事に中で最も有名な寿司は、今では世界中でヘルシー料理の代名詞として食べられるようになりました。しかし、高血圧の予防・改善に寿司(にぎり寿司)はどれほど効果があるのか、また、どのような点に注意して寿司を食べれば良いのかは以外と良く知られていません。ぜひ、事前にその知識を得てから握り寿司を美味しく食べるようにしましょう。

 

今回は、

 

○高血圧の方にとって良い寿司ネタとは?
○高血圧の方にとって避けるべき寿司ネタとは?
○高血圧の方にとって寿司を食べる時の注意点

 

これらについてお伝えします。

 

寿司屋にもいろいろなスタイルがありますが、高血圧の方には寿司ネタを自分で選べる寿司屋をお勧めします。最も手軽なのは回転寿司のように、自分で量も含めて調整しながら食べることは高血圧の予防・改善には非常に重要です。

 

 

 

○高血圧にとって良い寿司ネタとは?
 寿司はシャリとネタから出来上がっていますが、シャリは炭水化物である米であるため、食べ過ぎは肥満につながります。しかし、シャリに含まれている酢には殺菌作用があります。一方、ネタには多く種類の魚介類が含まれていますが、次のネタは高血圧の予防・改善に効果があります。

 

1) 青魚:イワシ・アジ・サバ・サンマ・カツオ・ブリ・マグロ

 

【注意】高血圧の方が食事で寿司を食べる際に気をつけることは?

 

青魚は何といってもDHA/EPAを多く含んでいます。これらの不飽和脂肪酸は我々のからだの中では作ることができませんので食事などで摂取するしかありません。
DHAは肝臓へLDL(悪玉コレステロール)を取り込み、その後にからだの外に排泄するという働きがあり、EPAは血管の中にある血栓を溶かして血管を拡張する作用を持っています。DHAとEPAは赤血球の細胞膜を柔らかくして、赤血球の変形する能力を高め血液をサラサラにする働きを持っています。
このように、不飽和脂肪酸は高血圧を抑えるだけではなく、動脈硬化の予防・心筋梗塞・脳梗塞などの血栓症の予防と改善に大きな役割を果たしています。
 さらにイワシに含まれるタンパク質は酵素によって分解されてサーデンペプチドと呼ばれる物質になります。この物質は血圧を上げる役目を持っているACE酵素の働きを抑えて血圧を下げる働きがあります。
このようにサーデンペプチドは降圧剤と同じ働きを持ちますが、その効果は降圧剤と違いゆるやかに血圧を下げるということになります。

 

 

2) 白身魚(ヒラメ・タイ)・タコ・イカ

 

【注意】高血圧の方が食事で寿司を食べる際に気をつけることは?

 

   白身魚・タコ・イカはタウリンを多く含んでおり、このタウリンは血液中のコレステロールを下げる働きがあり血圧を正常に維持します。
これ以外にも、白身魚はセレンと呼ばれる抗酸化酵素の主成分を含んでおります。このセレンは血圧に関係するホルモンに働きかけ、血管を拡張させて血液が凝固することを防ぎます。
これらの成分は高血圧以外にも心筋梗塞・脳梗塞などの血栓症の予防に効果があります。
また、青魚、赤魚と比較して脂質の量が低いので、高齢の方で胃腸の弱っている方でも食べやすい魚です。
 これ以外に、寿司についてくるガリは抗菌力・殺菌力があり、お茶にはカテキンが含まれており、抗酸化作用がありますので、寿司は良く考えられた健康に良い食事ということになります。

 

 

 

○高血圧の方にとって避ける寿司ネタとは?

 

【注意】高血圧の方が食事で寿司を食べる際に気をつけることは?

 

 高血圧の最大の要因である塩分を多く含むネタは高血圧の方は避けるべきです。一日当たり6gの塩分摂取量が高血圧の方の目安です。一般的な魚の寿司ネタにはシャリも含めて0.4g〜0.6g程度です。これに食べる時の醤油には約0.7gの塩分が含まれています。しかし、いくら・数の子の軍艦巻き・たまご焼きには2貫でそれぞれ約0.7gの塩分を含んでおり、これにシャリに含まれる塩分0.3gと醤油を足すと2gほどになり、一食分の塩分をとったことになります。
 寿司を食べるとあがり(お茶)ほしくなるのも塩分が多いことによって喉が渇くからです。
 カロリー量の観点から見てもいくら・数の子・たまごは2貫で130〜160kcalと他の魚の90kcal前後のネタと比較しても多いので、なるべく避けるのが良いと思います。

 

 

 

○高血圧の人が寿司を食べる時の注意点

 

【注意】高血圧の方が食事で寿司を食べる際に気をつけることは?

 

 美味しい寿司ですが、高血圧の方にとっては次の点に注意して食べてください。寿司には血圧に良い点と悪い点が同居していることを充分に認識してください。

 

1)脂肪の取り過ぎ
マグロの中トロ・大トロ、サバ、キンキ、ブリなどは他の魚より脂肪分を多く含んでいますので、食べる時に食べ過ぎをしないようにしてください。食べ過ぎによってカロリー過剰となり肥満などから血圧上昇の原因となりまので注意して下さい。

 

2)塩分の取り過ぎ
寿司で食べる時に醤油につけて食べますが、気をつけなればいけないのは塩分の多い醤油の使い過ぎです。塩分の取り過ぎでは血圧上昇の大きな原因となります。自宅で食事する場合はスーパーなどで減塩醤油を選んで使うことはできますが、外食の場合は減塩醤油を使用していない回転すし店、居酒屋が多いですので使う量には充分に注意してください。できれば、ポン酢が置いてあればそれを使用してください。
あまりストレスにならずに美味しく寿司を食べるには塩分の少ないネタに醤油を少な目につけながら、シャリの食べ過ぎを防ぐ為に10貫以上を食べないことをお勧めします。

 

 

 

 

 

 

 

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