酢は高血圧に効く?食事での摂り方や注意点

酢は高血圧に効く?食事での摂り方や注意点

酢は高血圧に効く?食事での摂り方や注意点

 

 

高血圧の方にとっての食事療法は重要な治療の一つですが、飲み物としての酢が高血圧の予防・改善に良いということはあまり知られていません。今までは、酢というと疲れている時に飲むと疲れがとれるということが効能としてよく知られていました。疲れをとるだけでなく高血圧にも効果のある酢について理解して食生活に取り入れてください。

 

今回は、

 

○なぜ酢は高血圧の予防・改善に効果があるのか?
○どのような酢が特に効果があるのか?
○どのように飲み物として使うのが良いのか?
○酢をとる時に注意することは何でしょうか?

 

これらについてお伝えします。

 

酸っぱいものが大嫌いという方もいると思いますが、いろいろな形で酢を美味しい飲み物として取り入れることができますのでぜひ試してください。

 

 

 

○なぜ酢は高血圧の予防・改善に効果があるのか?

 

酢は高血圧に効く?食事での摂り方や注意点

 

血圧が上がる理由を考えてみましょう。血圧が上げる時に大きな役割を果たす物質はアンジオテンシンと呼ばれています。この物質にはIからIVのタイプの物質があり、アンジオテンシン変換酵素(ACE)と呼ばれている物質によってアンジオテンシンIからIIに変化した時に血圧が上がることが分かっています。医療機関で高血圧と診断されて処方される薬にはこのアンジオテンシン変換酵素(ACE)の働きを抑えるACE阻害薬が使用さています。
一方、酢に多く含まれる酢酸が体内に入った時にACEの働きを抑えるアデノシンという物質を出します。このアデノシンがアンジオテンシンIからIIへの変化を抑えて、血管の壁に作用して血管を拡張させて血流を良くして血圧が上がるのを防いでいることになります。
 これらの効果はあくまで、血圧の高い方にとっての血圧を下げる働きがありますが、血圧が正常な方や低血圧の方々には血圧を下げることはありません。
 酢にはこれ以外にも酢に含まれるクエン酸による抗酸化作用によって、コレステロールを下げる・血液をサラサラにするなどの効果があり、生活習慣病の予防・改善に役立ちます。

 

 

 

○どのような酢が特に効果があるのか?

 

酢は高血圧に効く?食事での摂り方や注意点

 

酢にも多くの種類の酢がありますが、身体にとって良い酢とは長い間発酵され熟成されて作られた醸造酢のことです。この醸造酢にはもろみ酢・香酢・黒酢・りんこ酢などがあります。なぜ酢が身体に良いかというと、我々の体内の代謝機能に欠かせないクエン酸という物質が酢から変化し、最終的に我々の身体を健康なアルカリ性に保ってくれるからです。一般的には醸造酢自体は血圧を下げる効果があるとされていますが、特に「黒酢」は他の酢と比べてその効果が大きいということが分かってきました。
「黒酢」などの醸造酢とその他の酢との違いは製造方法、原料及発酵期間です。
農林水産省により「黒酢」製法の定義は、原料が米だけか、米と小麦・米と大麦を使用し、1000ml当たり180g以上の米を使用して発酵及び熟成により褐色又は黒褐色のものであると決められております。また、原料に使用される米も、米酢は精米を使用しますが「黒酢」の場合は玄米・大麦を使います。発酵期間も米酢の場合は約4ケ月ほどですが、「黒酢」の場合は1年から3年という長い期間の発酵・熟成を行い、その結果、多くのアミノ酸が含まれ、深みのある味、コク、うまみがでることになるのです。これは明らかに酵母・乳酸菌・酢酸菌及び麹菌の働きに違いがあるということです。
飲み物としての飲みやすさで考えるとやはりリンゴ酢などの果物酢が良いと思います。

 

 

 

○どのように飲み物として使うのが良いのか?

 

酢は高血圧に効く?食事での摂り方や注意点

 

 現在では、飲みやすい形での酢のドリンク剤、サプリメントが多く市販されていますので、食事とは別に取られる方が多いと思います。自分で調整して美味しい酢のドリンク剤を作りたい方は次のような方法で挑戦してみてください。特に酢の酸味が苦手な方にはお勧めです。

 

1) 果物酢の牛乳・豆乳割り
リンゴ酢などの果物系の酢に牛乳・豆乳で割ることでまろやかな味を楽しめます。酢に含まれる酢酸はカルシウムの吸収を高める効果がありますので、カルシウム不足の方にはお勧めです。牛乳・豆乳に含まれる乳成分が酢酸と一緒になって固まり、ヨーグルトのようなとろっとした食感が味わえます。
牛乳・豆乳150mlに対して果物酢300mlほどの割合がちょうど良いと思います。

 

2) ハチミツ・レモンのお湯割り
風邪気味・冷え性の方にお勧めなのがハチミツ・レモンと酢のホットドリンクです。お湯200mlに黒酢大さじ1杯・ハチミツ大さじ1〜2杯を加えレモンをひと搾りいれて完成です。

 

3) ソーダ割り
8倍から9倍で薄めたリンゴ酢などの果物酢・黒酢をソーダで割って飲むと、すきっとした味わいが生まれ夏バテ防止には最適です。

 

4) 紅茶に加える
紅茶にリンゴ酢を数滴たらすだけで、さわやかな香りが漂う紅茶を味わうことができます。
ホット・アイスティーのどちらにも合いますので試してください。

 

次に、酢を一日にどれぐらいの量をとれば良いのかを説明します。
市販のドリンク剤・サプリメントは事前に調整されていますので、記載されている量を飲用すれば良いのですが、自分で飲む場合は胃への負担を抑えるために大さじ一杯(15ml)から大さじ二杯(30ml)を水で5〜10倍に薄めて飲んで下さい。

 

 

 

○酢をとる時に注意することは何でしょうか?

 

酢は高血圧に効く?食事での摂り方や注意点

 

酢をとる上で注意すべき点が幾つかありますので参考にして下さい。

 

1) 酢を継続して取らないと高血圧には効果がない
酢が血圧を下げるしくみは前述しましたが、この効果は継続して酢をとることが前提条件ですので、途中でとることを止めると血圧は元の値に上昇することが分かっています。一時的な降圧効果であることは充分に理解しておいて下さい。

 

2) 酢の取り過ぎに注意をしてください。
ご存知のように、酢は強い酸性の食品ですので、薄めないと胃などの内臓を痛めます。又、歯も酸によって歯の表面のエナメル質が溶ける酸蝕歯になることもあります。
酢には血液をサラサラにする効果もありますが、取り過ぎると血液中の赤血球を壊してします溶血性貧血を起こす場合もあります。さらに酢には我々のからだを冷やす効果もありますので、冷え性の方にとって取り過ぎによって内臓型冷え性と呼ばれる隠れ冷え性を引き起こす可能性もあります。

 

3) 酢をとるタイミングに気をつけましょう
酢が酸性であることから、起床直後、就寝前などの空腹時にとるのは避けて下さい。
飲んだ直後には水を口に含んですすいで下さい。又、飲んだ直後には歯磨きは行わないで下さい。

 

このように、過剰摂取による弊害もありますので、一日のとる量を守って高血圧の改善に取り組んで下さい。

 

 

 

 

 

 

なお、毎日の食事で摂るのが難しい方は、こちらのサプリメントを試してみてはいかがでしょうか。

 

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